雪解けが進み、カブやスクーターが走るのを見かけるようになりました。
職場に近い事務所によく停まっていた、70ccくらいのカブを、今年初めて見ました。
記憶では、51cc〜90ccまでが「黄色いナンバープレート」がつくのではなかったかと思います。
昔は「80ccクラス」のスポーツバイクが何種類もありましたし、カブやスズキのバンバンには、90ccモデルがありました。中には50ccにほんの僅かの排気量をプラスした「スズキ ランディー55」というモデルもありました。
しかし例の排ガス規制により、新規格の原付一種が125をベースにすることになったことからも、70や90くらいのエンジンで排ガス規制をクリアすることも難しいのだと思います。
ちなみに今新車で買える原付二種の中で、一番排気量が小さいのは、110ccでした。
ということは、黄色いナンバープレートがつけられるバイクは、おそらく今後はなくなっていくのではないでしょうか?
軽自動車の世界でも、ラグビーワールドカップやオリンピックにちなんだ「白いナンバープレート」が選べるようになり、軽に乗る人が、あえて黄色いナンバープレートを選ばなくなったということがありました。
バイクに話を戻しますと、「アニメ スーパーカブ」の中では、主人公の高校生が、カブをボアアップして、黄色いナンバープレートに付け替える場面がありました。
もしかするとこれからは、黄色いナンバープレートを付けたバイクは、ボアアップしたバイクくらいになり、非常にレアな存在になって、いずれはなくなってしまうのではないでしょうか?