新・原付一種存続のための新たな道

 以前投稿しました、「125ccの出力を抑えて原付一種として乗れるようにする」という件について、様々なところで続報が出されているようです。

 出力の上限も「4kw =5.4ps」という具体的な数値も提案の中にあるそうです。

 ただカブのように長年排気量のラインナップが豊富なモデルと違い、125ccエンジンを想定して作られたモデルは、車体がそれなりに大きく重くなっているので、自動車免許やペーパー試験の原付一種免許で、安全に乗れるのか?という議論もあるようです。

 またこの案を通すならば、新規に自動車免許を取得する人には「数時間の実技講習を義務付けるべきだ」という意見も目にしました。それには一理あると思いますが、メーカーも新基準に合わせた車体やエンジンを開発し、安全、安心に乗れるバイクを作る必要があるのではないかと思います。

 時速30km/hという制限は変わらないと思いますが、「単に既存のエンジンのデチューンで車体の重さはそのまま」というのではなく、これまでの原付一種から乗り換えてもあまり違和感なく乗れるバイクを開発して、この日本独自の原付一種を存続させて頂きたいと思います。