新規格の原付1種の行く先は!?

 先日のネットニュースで、メーカーが出力を抑えた様々なジャンルの125ccを用意して、実証実験を行ったという記事を読みました。

 しかもスクータータイプだけでなく、ホンダのCB 125R のデチューンモデルも含まれていたそうです。

 今回の主な目的は、車体が大きくなった時のバランスや取り回しなどを検証することだったようです。

 確かに125ccクラスとして設計されたバイクは、車体の大きさや重量など、あくまでも二輪免許証を取得した人が運転する前提で製造されているものではないかと思います。

 いわゆる「'80年代バイクブーム」と言われた頃は、前後18インチのスポーツタイプや、前輪が21インチのオフロードタイプもありました。しかしそれらは50ccとして設計され、2ストでパワーもありました。

 実証はこの後も続くようですが、やはり重量があり、車体も大きいスポーツタイプをベースにするのではなく、軽量で、取り回しがしやすい、スクーターやカブタイプが多くなりそうです。125ccで40数万円もするモデルがベースでは、価格の面でも普及に大きな壁になるでしょう。

 原付1種のモンキーやダックスが復活か!?という期待がありましたが、どうもそれはなさそうです。

 検証結果と、各メーカーの開発を見守りたいと思います。