2025年の排ガス規制基準に合わせ、「原付1種」を排気量ではなく、出力区分にすることで、出力を抑えた125ccをを新たな「原付1種」にするという議論が進んでいますが、警察庁が「車体が大きくなることで、事故が増える」と難色を示していました。
ところが先日の全国ニュースで、最高出力を「4kw=5.4ps」に抑えることを柱とした、有識者を交えた検討を始めると報じられていました。
具体的に「5.4ps」という数値も明示されていますので、おそらく警察庁も一緒に検討に加わっていると思われます。
ただ2025年までは、後2年しかありませんので、ニューモデルを開発する時間はありませんし、既存の125ccをデチューンして、新しい規格に合わせるにも充分な期間とは言えないでしょう。
元々125の出力に合わせて作られた車体に、非力なエンジンを積んだところで、まともに走るかどうか疑問です。
今後どのような議論を経て、いつから具体的な開発が始まるのか?心配なところです。