バイクJ I N祭を振り返る

 「バイクJ I N祭」から、早いもので1週間がたちました。

 ここ数年は、新型コロナウイルスのために、祭が中止になっていましたが、昨年から復活して、今年はさらに感染対策が緩和されたこともあって、多くの人が集まったのだと思います。

 さて、試乗した3台のバイクの感想ですが、

 まず「CL250」=タンクの形状がほぼレブルという印象があり、乗り味も似ていると思いましたが、幅が広めのハンドルと、やや腰高のポジションで、ちょっとした林道も行けそうな気がしました。

スクランブラー」というカテゴリーをよくは知りませんが、結構オールラウンダーなバイクだと思いました。

 次に「GB350」=昨年の試乗時は、私も含め何人かの人が、発進時にエンストしていました。そこで今回は、発進時に少しアクセルを開け気味にすることを心がけました。しかし今年の試乗車は、それほど神経質にならなくても、スムーズにスタートできたように感じました。

 ただ慣れれば大丈夫なのだと思いますが、セルスイッチのすぐ下に「ハザード」ボタンがあるので、エンジンをかけようとして、ハザードを点灯させてしまいました。

 

 車体は幅もあり、どっしりしているので、安定感がありました。シングルエンジンの鼓動もバイクらしさを感じられるので、個人的には好きです。

 以前ヤマハの「SR400」と比較した記事を見たことがあります。「SR」に乗ったことがないので、正確なことは言えませんが、同じようなシングルエンジンでも、目指す方向は違うのではないかな?と思いました。

 最後に「ハンターカブ」=試乗に来ていた人の中には、独特のロータリーギアに戸惑っている様子がありました。私も初めてモンキーに乗った時がそうでしたので、よくわかりました。

 さて

 同じカブでも125になると、当たり前ですが、50とは全くの別ものでした。CBRより車体が軽いこともあるのだと思いますが、短い試乗コースのカーブもスイスイ曲がり、直線の加速もまずまずでした。太めのタイヤのCLもカーブは安定していましたが、この歳になると、「車体の軽さはありがたい」と思いました。

 この祭では、試乗する人は、500円の保険料を払ってリストバンドをつけ、試乗時に見せる決まりになっています。

 また今回は、ホンダさんから試乗に来た人に、「マフラータオル」が用意されていたのもありがたかったです。