ホンダと日産の経営統合で

 自動車業界では、ホンダと日産が経営統合するというビッグニュースが入って来ました。

 中国の新興メーカーやアメリカのテスラなどが電気自動車を次々と発売し、「電気でなければ車ではない」かのような風潮が生まれつつあるように思います。

 私は、本田宗一郎さんが立ち上げたホンダという会社は、やはり「根っからのガソリンエンジンの会社」だと思っていましたが、自動車メーカーとしてのホンダは、電気自動車を持たずに世界の市場では戦って行けないのかも知れません。

 一方でバイクメーカーとしてのホンダは、従来の原付一種に「e:」シリーズを開発して発売していますが、原付一種を125ccにして排ガス規制に適合させたり、それ以外の中・大型バイクのニューモデルも続々発売しています。

 バイクは、どうしてもバッテリーを積むスペースが限られていますので、高速道路を何百kmも充電なしで走り続けられるバイクをつくることは、容易なことではないでしょう。個人的には、更に排ガス規制が厳しくなることはあっても、バイクだけはガソリンエンジンのままで生き続けて欲しいと思います。

 しかし自動車が一通り電動になった後には、「電動でなければバイクではない」という時代になるのでしょうか?

 モーター音しかしない、ホンダのCBやヤマハのYZF−R、ハーレー、ドゥカティなどは、私には想像できませんが…🧐