バイクとの付き合い方はそれぞれですが…

 愛犬との散歩コースで、放置されたバイクを見かけると、その後も様子が気になって、同じコースを何度も通って確認することがあります。

 最近は雪が降って寒い日が続いていたので、しばらく散歩に行けませんでしたが、先日久しぶりに散歩に行き、例のコースを行くと雪に埋もれていた放置バイクがなくなっていました。

 このブログを始めた頃に記事に書いた、錆びてカウルも取れたまま雨ざらしで置かれていた「カワサキのKR-1」です。

 さらにそのバイクがある敷地の家の玄関に長い間置かれていた「ホンダラクーン」もなくなっていました。

 廃車として解体するために引き取られていったのか、業者が修理して販売するために買い取られたのかは知る由もありませんが、ちょっと残念なような、ほっとしたような複雑な気持ちになりました。

 その夜、そんなことを思いながらベッドに入ると、私は夢の中で、見知らぬ街の古いバイク店の前に立っていました。

 ふとみると、店の前にあの壊れて放置されていた「カワサキKR-1」がきれいにレストアされて置かれているではありませんか!私は思わず店の方に「もしかして…黄色のラクーンはこちらにありませんか?」と尋ねると、今回は「あるよ!」ではなく、「ああ、それなら修理して、先程塗装したばかりなので、奥にありますよ。」と店の奥に案内されました。そこにはシートが外され、黄色に塗装されたピカピカのラクーンが置かれていました。私はさらに、他にも放置されたバイクがあったことを思い出し、そのことを尋ねようとしたところで目が覚めてしまいました。

 バイクとどう関わるのか?例えば自分のバイクにカバーをかけるか否かも、持ち主の考え方だと最近は思うようになりました。

 でも長年バイクと付き合って来た私としては、縁もゆかりもない人のバイクだとしてもつい感情移入してしまい、「いつまでも元気で走り続けて欲しい…」と思ってしまうんですね〜…