最高気温一桁の中で走った思い出!?

 とうとう最高気温が一桁になり、「さすがにもうバイクには乗れないなぁ」という諦めがついた今日この頃。通勤途中の道路で、以前から度々すれ違っている「マグナ50」の男性を久しぶりに見かけました。

 初冬の空の下、彼はダウンジャケットにマフラーを巻いた完全防備で走って行きました。

 その姿を見て、雪が降るまで、寒さに耐えながら、バイトの足としてバイクに乗り続けていた、学生時代の自分を思い出しました。

 マグナの彼と同様、ダウンジャケットにマフラーを巻き、スキー手袋をはめて、完全防備でしたが、5分も走ると顔や手先がかじかんで、感覚がなくなって来ました。

 しかし貧乏学生には、原付バイクは最も安上がりな足でしたので、雪道や凍結路面にならない限りは、寒さに耐えて乗っていました。

 どうしても乗れなくなった時は、大学の屋根付きの無料駐輪場に置いて、冬ごもりさせていました。

 一度路肩が凍結しているのに気づかず、滑って転倒して、お気に入りのジーンズを破ってしまった時は、転倒よりも、そのことの方がショックでした。😨

 先輩の1人から、「オフ車のブロックタイヤ(その頃は、ホンダMTX50に乗っていました)なら、スノータイヤみたいなものだから、雪道でも全然行けんじゃね?」と言われたことがありましたが、さすがにそれはやめました。😅

 歳を重ね、体力的なことや寒さの中で走る自信がなくなりましたが、この時期でも頑張って走るライダーの方を見ると、あの頃の自分を懐かしく思い出すことがあります。