懐かしのXL 125R

 北海道は例年ならば、山菜取りのシーズンですが、熊の目撃情報が多発しており、山に入るのが怖いので、行けていません。

 ニュースで出ている地域ほど多くの目撃情報があるわけではないのですが、熊の数が増えていると専門家の方が言っているのを聞くと、対岸の火事とも思えません。

 と言うことで近所を車で走り、道端や土手などに生えている「ふき」をとりに行くことにしました。

 昨日の仕事帰りに「ふき」を探しながら走っていると、とある家の庭に赤と白のツートンのオフロードバイクが置かれているのを見かけました。

 初めは学生時代乗っていた「MTX50」かと思いましたが、ナンバーがピンクだったので、「XL125R」だとわかりました。

 しかも放置されているのではなく、エンジンがかかっていたのです。

        

 昔、学生時代の先輩の一人が、発売直後に買って乗せてくれたXL125Rのことを懐かしく思い出しました。

 ホンダと言えば「赤」がイメージカラーということで、先輩も赤を選びましたので、このツートンカラーはカタログ以外で見たことはなかったです。でも「自分が乗るなら敢えて白を選ぶ」と思っていましたので、もう40年近く経った今、レアカラーの実車に会えたことに嬉しくなりました。

 ちなみに先輩が買った半年後、私はXL250Rの白い車体の限定モデル「ロジャー・デコスタ」を買いました。シートが赤でしたので、「紅白幕みたいで縁起がいい」と言われて嬉しかったことも思い出しました。