バイクとの付き合い方は、人それぞれ?

 バイクに限らず、ものとの付き合い方は人や事情によって様々なのだと思います。

 例えば私は自分の家には車庫がありませんので、バイクは基本カバーをかけて保管しています。雨が降っていなくても、ほこりや砂などで汚れたり、いたずらされる心配もありますので、カバーは必須です。

 ただ時々犬の散歩をしていると長い間カバーもかけられず、放置されたバイクを見かけることがあり、かわいそうに思うことがあります。

 人それぞれ事情があるのでしょうし,バイクは所詮消耗品という考え方もあるでしょう。自分の敷地内でどう扱おうと大きなお世話だとは思いますが、どうしても肩入れして見てしまいます。

 学生の頃も友達のアパートの隣に家の庭に、雨晒しになった、CB50というバイクが置かれてあるのが気になり、思い切って声をかけて見ました。すると学生さんなら安く譲るよと快く、1万5千円で売ってくれました。すぐに引き取り、錆を落として磨き上げると、バイクが喜んでいるように見えました。

 今は家に置くスペースがそれほどありませんし、見ず知らずの人に声をかけるのがはばかれる時代ですので、どうすることもできませんが、バイクは元気に走ってこそのバイクだと思います。いつの日かそのバイク達がまた走り出すことを願っています。