私がライダーとしてドラマを見る視点その2

 日曜日の21時から放送の「さよならマエストロ」というドラマも気に入って毎週見ています。

 音楽やオーケストラがストーリーの中心で、おおよそバイクとは全く無縁だと思って見ていました。ところが先週、主人公のマエストロが散髪に入った「フィガロ」という名の理髪店の店舗に一台の大型バイクが置かれていることを私は見逃しませんでした。

 ストーリー上からも、バイクについて触れられる場面はありませんでしたので、そのまま話は進んで行きました。

 

 さて、ここからは一人のライダーとして、私が望むストーリーになります。

 バイクマニアの戯言として聞いて頂ければ幸いです…

 

 マエストロが、理髪店の店主に「バイクにお乗りなんですね。」と聞くと、店主が「はい。私実は音楽も好きで、チェロを弾いていたこともあるんですよ。」

するとマエストロが「そうなんですか?是非聴かせて頂きたいものですね。」「いやいやもう昔の事ですよ。ただクラシック曲の中でもワーグナーの曲が好きだったものですから…」と言いながらバイクを指差して、「ワーグナーの曲にちなんだホンダのワルキューレというバイクを相棒に選びましたよ…」「なるほど…ワルキューレの騎行ですか…名曲ですね。」というセリフに合わせてバイクの全体が映る…

 

   まあ、ドラマのストーリー的に絶対に有り得ない展開かと思いますが、「理髪店になぜかバイクが鎮座していたのには、何かきっと意味があるのでは?いや、あって欲しい!」と一人のライダーとしては思ってしまうのでした。

 なお、純粋に「さよならマエストロ」をお楽しみの方たちには、申し訳ありません。