バイク好きの恩師の思い出…

 先日、「懐かしのバイク」の本を読んでいますと、「ホンダGL400」というバイクが目に留まりました。

 「ツイステッドVツイン」と名付けられた、横置きのVツインエンジンで、重量だけは当時の「ナナハン並」と言われた、バイクです。

エンジンがタンクからはみ出した独特のスタイルが、とても印象的なバイクでした。

 実は学生の頃の恩師が、このバイクを持っていたのですが、200Kgを越える車重を持て余し、数年で手放した話をしてくれました。

 「一度乗ってみたかたったですね」と言うと、「あれは倒したら、1人では起こせないから、君でも大変だったよ」と言われました。

 もう一台初期型の「CB250T=ホーク」も持っていたので、そちらに乗らせてもらいました。

 初めてバイクを買った時から、バイクの話をよくしてくれました。

 またある時、ホルダーにつけていたヘルメットが盗まれた話をすると「無いと困るだろう」と持っていたヘルメットを一つ譲って下さったこともありました。

 今は年賀状のやり取りをするだけになってしまいましたが、12年前の年賀状に「バイクにリターンしたこと」を書きましたら「懐かしいですね。年齢に合わせた安全運転で…」と書いてくれました。😊

 あまり出来の良い学生ではなく、ご迷惑ばかりかけた恩師ですが、バイクという同じ趣味の話ができたあの頃のことは、今も忘れられません。

スーパーカブファンブックの付録、スーパーカブ2ウェイバッグは…

 先月発売された、宝島社の「スーパーカブファンブック」の付録に、「スーパーカブ2ウェイバッグ」が付録として付いているというニュースを見ました。

 

 今日大手の書店に行き、実物を見て来ました。

 普段使いのポーチ代わりになればと思い、よく見てみました。でもカブのキャリアに固定するためのベルトはありましたが、肩からかけるショルダーベルトはなく、手で下げて歩くようになっているだけでした。

 

 デザインは、スーパーカブのロゴやエンブレムをデザインしたファスナーの持ち手など、こだわりが感じられました。バッグのカラーリングもクラシックなカブのカラーをイメージしたダークグリーンというシックな色もおしゃれな感じです。

 ただこの商品、ファンブックというよりは、このバッグの価格が大部分ではありますが、3,150円という価格が高いか?安いか?

 スーパーカブ愛の強い人には、そのようなことは、愚問でしょうか?

 ただ普段使いも期待していた私としては…ちょっと躊躇してしまいました。

バイクとの付き合い方はそれぞれですが…

 愛犬との散歩コースで、放置されたバイクを見かけると、その後も様子が気になって、同じコースを何度も通って確認することがあります。

 最近は雪が降って寒い日が続いていたので、しばらく散歩に行けませんでしたが、先日久しぶりに散歩に行き、例のコースを行くと雪に埋もれていた放置バイクがなくなっていました。

 このブログを始めた頃に記事に書いた、錆びてカウルも取れたまま雨ざらしで置かれていた「カワサキのKR-1」です。

 さらにそのバイクがある敷地の家の玄関に長い間置かれていた「ホンダラクーン」もなくなっていました。

 廃車として解体するために引き取られていったのか、業者が修理して販売するために買い取られたのかは知る由もありませんが、ちょっと残念なような、ほっとしたような複雑な気持ちになりました。

 その夜、そんなことを思いながらベッドに入ると、私は夢の中で、見知らぬ街の古いバイク店の前に立っていました。

 ふとみると、店の前にあの壊れて放置されていた「カワサキKR-1」がきれいにレストアされて置かれているではありませんか!私は思わず店の方に「もしかして…黄色のラクーンはこちらにありませんか?」と尋ねると、今回は「あるよ!」ではなく、「ああ、それなら修理して、先程塗装したばかりなので、奥にありますよ。」と店の奥に案内されました。そこにはシートが外され、黄色に塗装されたピカピカのラクーンが置かれていました。私はさらに、他にも放置されたバイクがあったことを思い出し、そのことを尋ねようとしたところで目が覚めてしまいました。

 バイクとどう関わるのか?例えば自分のバイクにカバーをかけるか否かも、持ち主の考え方だと最近は思うようになりました。

 でも長年バイクと付き合って来た私としては、縁もゆかりもない人のバイクだとしてもつい感情移入してしまい、「いつまでも元気で走り続けて欲しい…」と思ってしまうんですね〜…

東京や大阪に先駆けて!?

 先日次男が、再来週、札幌に住む友達のところに泊まって、「札幌モーターサイクルショウ」に行くけど、お父さんは行かないの?と電話をして来ました。

 そういえば毎年3月にそのイベントが開催されていたことを思い出し、ネットで検索してみました。

 すると確かに3月9日、10日の土日に開催されることになっているではありませんか!

 しかもその日程は、東京や大阪よりもかなり早いのに大変驚きました。

 前回行ったのは、もう7年前になりますが、風が冷たい上に、道路脇には背丈よりも高い雪の山が残るにも関わらず、バイクで会場にやって来る強者ライダーがいたことにも驚きました。

 札幌までは遠いですし、他に用事もないので、今のところ行くことは考えていませんが、次男から様子を聞いてみるつもりでいます。

 とは言え、明日からは3月になりますので、北海道のバイクシーズンスタートまで、あと2か月あまりとなりました。道路の雪は溶けたり積もったりの繰り返しですが、「冬来りなば春遠からじ」の言葉を思い出して、またバイクで走れる日を待ちたいと思います。

ヤマハ版「ハンターカブ」??

 今回もネットニュース記事からのお話です。

 カブ系のバイクが大人気のタイやベトナム向けに、ヤマハ版「ハンターカブ」とも言える「PG−1」が発売されたそうです。

 ブロックパターンのタイヤ、ディスクブレーキ、フロントフォークブーツなど、悪路の走行を想定した、ヘビーデューティな仕様になっています。

 しかも写真のモデルは、昨年発売された「XSR 125」のカラーリングと同じく、水色の車体に茶色のシートになっているのがオシャレですね。

 国内でも発売されれば、「ハンターカブ」のライバルとして人気が集まりそうです。

2大バイクメーカーのスクープ記事から

 排ガス規制クリアの問題で、惜しまれつつも生産中止になった名車は幾つもありますが、その中で「ホンダCB400SF」と「ヤマハセロー250」が復活するか?というスクープ記事を読みました。

 「CB400」の方は、最近発売された「CBR600R」で採用されて話題になった「Eクラッチ」を搭載するのではないかという情報があるようです。

 一方のヤマハは、現在も生産・販売を続けている北米仕様の空冷エンジンをベースにするか?既存の水冷エンジンを搭載するか?というところで情報が錯綜しているようです。

 私の年代の方々は、白いボディに緑のシートの初代セローのインパクトが強いと思いますので、復活するならば、ぜひそのカラーリングでデビューして欲しいものです。

 CB400について言えば、やはりあの名「CBX」のツートンカラーと、欲を言えば「エンジン下でクロスさせたエキゾーストパイプ」が再現されれば、最高ですね!

 排ガス規制のクリアは、環境保護の観点からは避けられない課題ですが、最新技術を投入しつつも、かつての名車の形状や名称を引き継いだバイクが、再び世に出てくることに、大いに期待したいと思います。

開運 なんでも鑑定団に出たバイク⁉️

 「開運 何でも鑑定団」という番組が好きで、毎週楽しみに見ています。

 先々週の放送で、1980年式の「カワサキZ750FX」が出ていました。

 もう30年以上前に60万円くらいで購入したそうですが、近年の旧車の高騰で、依頼人の評価額の500万円を上回る600万円という驚きの高値がつきました。

 まあ旧車の異常とも思える高騰ぶりから考えますと、まああり得る金額だと思いますが、横で一緒に番組を見ていた妻は「バイク一台が600万⁇この辺の中古の家一軒買えるんじゃない⁉️」と驚いていました。

 それだけの金額でバイクを買える人は、そういないかも知れませんし、更に古いものだけに、コンディションを維持するのも大変でしょう。私にとっては、雲の上のような話です…