先月のモーターサイクルショウに、CB400SFの外観を、往年のCBX400Fにカスタムしたモデルが展示されていました。
個性的なクロスさせたエキパイや、ボリューミーなタンク、ブーメランコムスターホイールとインボードディスクブレーキの組み合わせなどを忠実に再現していました。
リヤ周りがプロリンクサスではなく、2本ショックであることさえ指摘されないとわからないくらい良くできていました。
このキットは、外装だけで30万円ですが、ベースのCB400SFが新車で88万円なので、100万越えになり、かなりハードルが高いです。
また、別のブースには、エイプ50をやはりCBX400Fにカスタムしたモデルも出品されていました。こちらはオリジナルの18インチホイールに対し、14インチホイールとやはりベース車両が50なので、小型になっていました。
80年代のバイクブームに生まれたバイクの中には、今なお人気の名車がいくつもあり、価格も上昇していますが、CBX400Fの上昇ペースはもはや天井知らずというところでしょうか?
赤と白のツートーンカラーのタンクには今も憧れがあり、「せめてタンクだけでも」とモンキーのタンクをCBXカラーに替えたほどです。
記事を読む限り、エイプのカスタムのキットは発売されていないようですが、ここまで忠実に再現しているならば、オリジナルは無理ですので、ちょっと気になる存在です。