毎朝通る職場近くの駅前に、「ヤマハのシグナス・グリファス」が置かれています。
おそらく駅まではスクーターで来て、そこからは電車で通勤しているようです。
後ろから見てピンクナンバーに気づかなければ、250クラスと言っても通じるくらいの立派な車体で、思わず近寄って見てしまいました。
以前のこのクラスのスクーターは、50ccの車体を少し長くして、タンデムができるくらいのロングシートを備えたというイメージで見ていました。
しかしホンダPCX辺りから、フロント周りもボリューミーになり、シート下のメットインスペースも広がって、どっしりとした安定感を感じるモデルが増えて来ました。
ホンダ以外も、ヤマハのNMAX、スズキのバーグマンなど、一昔前の「ホンダスペーシー250フリーウェイ」さえ凌ぐほどの大きさになりました。
自動車免許を持っていれば、短期間で小型2輪のオートマ免許が取得できるようになり、このクラスの人気が上昇しているという話を聞きますので、各メーカーも力を入れているのだと思います。
かつてのバイクブームの頃の売れ行きも今や昔と言われるほど、二輪車の販売台数は伸びていないようですが、手軽に乗れて、車と同じ速度で走れる便利な乗り物が、これからさらに進化し、普及していけば…と思います。
