当時読んでいたバイク雑誌に、ロードレースの選手だった片山敬済さんの連載記事がありました。彼がよく言っていたのは「バイクはオフから始めろ」でした。
初めてバイクに乗るなら、オフロードの方が滑りやすいので、グリップの限界がつかみやすいと言うことだったと思います。私は偶然オフ車のMT-5を選んでいましたので、マニュアルの操作に慣れてくると林道へよく走りに行きました。しかも林道の中でバイクでなければ行けないような枝道を見つけると、どこに通じているのかが気になり、行けるところまで行こうと探検することに楽しみを見いだすようになりました。
今でも川沿いの細い道などを見つけると、ついバイクで入っていき、行き止まりになっては苦労してUターンしてくることがあります。時には、回りきれず立ちゴケすることも･･･
今の愛車はオフ車ではないので、やめればいいのに血が騒ぐと言いますか、探検心が目覚めてしまうのです。そのうちコンパクトなオフ車を買おうと、せっせと貯金をしています。
