なぜか気になる「CM125T」というバイク

 前回のバイクの好みの変遷の中で、オフロード車とオンロード車を交互に乗って来たことを書きました。

 MT−5からMTXというように、後継モデルへの乗り換えはありましたが、基本的には同じバイクを買うことはありませんでした。

 ただ学生時代に同級生から一度買い、20年近く前にもう一度買った「CM 125T」。

 私が唯一、同じ車種を2回買ったモデルです。

 馬力があるわけでもない、アメリカンタイプとしてのスタイルも中途半端ではありましたが、シートが肉厚で、両足がべったり着くので、乗りやすいバイクでした。

 時々思い出して中古バイクのサイトで検索しますと、程度は良くないのにビンテージバイク並みの価格になっており、驚いたことがありました。

 ところが先日、オークションでCBRのパーツを検索していますと、「ホンダ・125」というキーワードに、125クラスのモデルがいくつか、関連する車種として出て来ました。

 CBX125カスタムやCB125T、CB 125JXに混じって、CM125Tもいくつか出品されていました。その中に、ある古物商のお店が「10万円、キャブのオーバーフローあり。要キャブのオーバーホール」の車体を出品しているのに目が止まりました。

 今までオークションで車体を購入したことはありませんので、不安がありますが、そうそう巡り合える車体ではないと考えると、気になっています。

 バイクの車種はそれぞれ好みがありますので、雑誌や口コミでの評判は良くなくても、自分が気に入ったモデルを選べば良いことだと思います。

 実際私が乗る初期型のCBR125Rも、「タイヤが細い」「オーバーヒートしやすい」「タイホンダの車種なので、壊れた時の部品の入手が大変」など、口コミは良くありませんでした。でも実際に乗ってみますと、同じホンダのバイクの部品に流用できるものがあり、今のところは困っていません。

 懐かしいCM125T。今すぐには決心できませんが、なぜか気になるバイクの一台であることは確かです…