以前にもこのブログで、「新基準の原付一種の税額は、排気量に合わせる?」ということに関する記事を書きました。
ネットニュース上で新基準の原付一種が125ccになるという見出しが目立つのは相変わらずですが、「街を走る原付を一種か二種かをどう区別するか」や「自動車税の額をどうするのか?」に関する点も指摘されていました。
原付一種を125ccにし、最高出力も5.6psに抑えることや、二段階右折、30km/hの速度制限などは国土交通省や警視庁の間で確認され、メーカーもそれに合わせて開発が進んでいるようです。
しかし車体もエンジンも既存の125クラスと同じになることで、どう見分けるのか?と自動車税を旧来の50ccと同じではなく、125と同額にすべきでは?と言った問題は残っているようです。
今回初めて知りましたが、自治体によっては排気量によって、ナンバーを「白、黄色、ピンク」に色分けしていないところがあるそうで、例えば白のナンバーに「A、B、C」と言ったアルファベットをつけて区別しているところがあるようです。
そのような事情も考え、原付二種の後部には、白の三角マークがつけられていたことがありました。
さらに税額ですが、国交相の管轄外のことなので、与党からの提案やその後の閣議決定など、国会議員さんたちの議論を経なければ、決められないという事情があるそうです。
素人目には、交通法規も税額も、決定権を持つのは国会議員さんたちだと思いますので、役職の垣根を越えて、一気に検討して決められないものなのか?と思ってしまいます。(まあそれで税額を上げるように、なし崩し的に決められるのも困りますが…)
いずれにせよ、来年の新基準原付一種が正式に発売されるまでには、誰もが納得いく形で全ての法整備が整うことを願っています…🧐