スーパーカブ第5話

 アニメ「スーパーカブ第5話」を見ました。

 今回は礼子の夏休みの話でした。

 彼女は50年以上前にスーパーカブで富士山登頂に成功した人に続こうと、自分のカブを改造して富士山に挑みます。

 富士山をバイクで登る許可をもらうために、登山道の整備と物資の運搬のサポートのアルバイトをしながら、登山道の下見という名目で、バイクで登山道を走ります。

 何度も転倒して、カブもぼろぼろになりながらも挑戦し続けましたが、山頂まで登ることはできませんでした。

 夏休みの終わりまであと1週間という所で帰宅して、自宅に招いた小熊に富士山をバイクで登った話をします。小熊の反応は一言「ばかみたい」でした

 でも目標に向かって頑張る姿には、共感している様には感じました。

 その小熊もアルバイトをした目的が、二輪免許を取る事だと打ち明けます。そこからの礼子の行動の早いこと。自動車教習所を予約したり、小熊のカブの排気量アップをいかに安く効果的に行うかを調べ、懇切丁寧に教えたり、まるで自分の事のように世話を焼いていました。

 そこまでするのは、「同じスーパーカブの仲間=カブ仲間」であることはもちろんですが、礼子自身が本当にスーパーカブに心酔しているからだと思いました。

 私のバイクに対する思いも似たようなところがありましたので、礼子の気持ちはよくわかります。特に学生時代「バイトの足に原付買おうかと思っている」という知り合いや後輩たちに、原付免許の取り方から、馴染のバイク店の紹介、マニュアル車の操作まで世話を焼いたことを思い出しました。