ツーリングと言えば・・・北海道東部の観光地の思い出

バイクと言えば、ツーリングですが、バイクに乗り始めた頃は、北海道の観光地には本州方面からのライダーが沢山来ていました。

 北海道の東の方には、道内2番目の大きさの屈斜路湖という湖や、霧で有名な摩周湖、さらには世界自然遺産にもなった、知床などがあります。

 夏になると多くのライダーとすれ違い、左手でピースサインを交換したものです。

何台も続くときは、左手はサインを出したままなどと言うこともありました。

 当時、屈斜路湖などのある町からは、バイクで一時半ほどのところ住んでいました。屈斜路湖は温泉で有名で、湖に突き出た半島には、無料の温泉があり、人のいない夜を見計らって入ることが良くありました。夏の真っ盛りの時期は、池と間違えて飛び込んでしまった蛙が、底の方に沈んでいるのが懐中電灯の明かりに浮かび、びっくりすることもありましたが・・・

 また屈斜路湖畔には、砂浜を掘ると温泉が出てくるところがありました。手で掘った位では無理ですが、スコップなどで掘って、人が入れるくらいのくぼみを作ると、その場で即席の露天風呂ができました。温度調節も、湖水を使えば簡単です。

 摩周湖は霧で有名ですが、私が行ったときは晴れている日が多かったです。地元の人曰く、「晴れた摩周湖を見た人は、婚期が遅くなる」らしいです。

 バイクでは行けませんでしたが、冬の雪に覆われ、凍結した摩周湖もまたひと味違いました。観光バスなどがよく停まる第一展望台もいいですが、ガイドブックにある「裏摩周=第三展望台」から見る摩周湖も良かったです。私はわからなかったですが、そこから摩周湖の湖畔に降りられるルートがあったらしいです。(急な斜面を1時間近く歩くらしいですが・・・)

 そこから1時間ほど走ると、阿寒湖という湖もあります。摩周湖から阿寒湖へ行く横断道路という道もあり、坂がきつい結構なワインディングロードでした。

 次回は自分の乗っていたバイクのお話を・・・